TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

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”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

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”TAjiKA”の商品はこちらから。


最近のこと。
2013年10月20日

こんにちは。
いろいろ書くことがあるので
最近のことから展示まで
遡ってみようと思います。


ここ最近は、やることが多いので
ゆっくり休みを取れていないのですが
どうしても行きたい所、会いたい人には
時間を見つけて行っています。



まずは、実は初めて!TRUCKさんに。

parker.jpg

kinfolkや日本の雑誌でも活躍中の
parkerさんの写真展とフラワーアレンジメントの
ワークショップを見学しに行ってきました。
帰り際に写真の撮り合い(笑)
英語話せるようになって、いろいろお話したい...



iidakasaten.jpg

10月初旬にtritoncafeで開催された
毎年恒例イイダ傘の雨傘展。

ようやくオーダーできた!!
写真のやつも気になったけど
あまりに可愛すぎるので却下...
色合いは好きなんやけど。。
年末くらいに届くのが楽しみです!


今回はとりあえずここまで。
どんどん遡っていきますよ!
ではでは

無心になれる時。
2013年09月08日

こんばんは。
皆さんは無心になれる時ってありますか?
私は前にもお話したかもしれませんが
夜のランニングは頭をスッキリさせてくれます。
ランニングに限らず、運動は余計なことを
考えないので、良いですね。

あともう一つ。
「お手入れ」です。


boots.jpg

昔からサッカーをしているのですが
土のグランドはすぐに革を傷めるから
長持ちさせるためにスパイクを手入れしたり
そういうことは苦にならなかったんです。
靴もそうですし、服の手入れ
部屋の片付けもそう。

手入れすることで、物も長持ちするし
気持ちもリセットできる。
良いことばかりですね!


大人の身だしなみは足元から。
と言いますし、是非皆さんやってみて下さい。
きっと履くのも楽しみになりますし
より愛着が湧くと思いますよ!


明日からは展示に参加して下さる方の
ご紹介をしていきます。ではまた


地方に必要なモノとコト。
2013年07月11日

さて、脱線しそうになった続きを。



これだけ物が溢れている時代だからこそ
物じゃなく、人に注目が集まっている?
ような気がしています。

面白いお店って、結局、オーナーや
スタッフが面白い(人間として)
物はあとからついてくる感じ。

そういうお店には、行きたいと思うし
どうせ買うなら、そこに行こうと思う。
そういうお店が地域の商店街にできると
面白いのになー。なんて
まったく実現性のない夢みたいなことを
考えてみたりもする。

地方っていう言葉はあまり好きではないけれど
代わりになる言葉が見当たらないので使うと



地方で何かをやるには、もっと突き抜ける
必要があると思っている。中途半端が多い。(気がする。)



自分が客だったら、同じようなお店が
神戸と小野にあったら、必ず神戸に行く。
何故なら、街全体の雰囲気が楽しめたり
目当てのお店以外にもお店があったり
新しく探す楽しみもあります。

別に小野を否定しているわけではありません。
小野に、地方に、お店を作るなら
街全体として神戸や大阪などに対抗できるような
雰囲気を作ることは難しいので
どうしてもそこに行かなければならない
理由・魅力を持ったお店にしなければならない
ということです。
それに足る要素を持ち合わせたお店は
地方には少ない。と感じます。

「〇〇っぽいお店」は
所詮、っぽいお店止まりなのです。
だからこそ、どこにもない「個性」が必要。

個性のあるお店ができれば
そこに人が集まり、人が集まればお店を呼び
さらに人が集まってくる。
やっぱり核になるのは人なんだと思います。


HUgE201306.jpg
HUgE6月号


そんなことをHUgEから感じました。
編集の方とtwitterで少しやりとりしましたが
「本屋だけのことではない」
って感じておられました。


無責任かもしれませんが、上に書いたようなことを
自分が先頭に立って活動をするのは
正直、違う気がしていて、もちろんその余裕は
ほぼないのですが、お手伝いはしたいと思うし
自分の活動範囲で自分の住む地域に貢献できることも
沢山あると思っています。
うまくいけば、今年中に始めたいな。
と考えていますよ。お楽しみに!



これで終わりにしようと思っていたのですが
書いている途中に面白いお店のこと
思い出したので、次回紹介して
一区切りにしようと思います!ではでは

本屋から見える将来・・・
2013年07月09日

前回はHUgEについて
書きましたが、ようやく本題に。



本屋特集では、各地域の特徴ある
本屋の紹介や地域から
町の本屋さんが消えている
ということについて書かれています。
(詳しく書くと長いので省略します。)

時を同じくして、イオンがダイエーを
子会社化したニュースが流れ
周りから日本全国どこも同じような
品揃えになるな〜。というような話を聞きました。


多くの地方が大型・郊外ショッピングセンターに
客を奪われ、町の商店街が衰退しましたが
ここまで画一化された時代だからこそ
そことの違いが鮮明に出て
個人商店の個性が出せる面白い時代が
きているのではないかと思います。

もちろん、そこで勝負するには
センスや行動力、資金、その他諸々
必要なものは多いですが...
最初からなくても、追加していけばいいと思います。




今回、これを書こうと思ったのは
本屋に限らず、地場産業やメーカーが
進むべき道も同じ気がしたからです。



どこでも売っているベストセラーは
いつでも、どこでも買える。
そこにしかない本は、買い逃すと
二度と買えないかもしれない。



地場産業も同じ。

どこでも作れるものは
すぐに大量に作れる大きな会社にとって代わられる。
でも、どこにでもできない技術があれば
そこにしかできないこと、モノが作れ、真似できない。




大量生産が全て悪いとは思いません。
人口が増え続ける中で
私達のような手仕事で作る道具は
必要とされる数全ては作れませんし
作ろうとすると、質が落ちる危険性があります。
残っていける道は、限られています。
そこに気づけるか、作る技術はあるか
求められるものは山のようにありますが
やるしかないのです。もうそこまできています。





崖から落ちるのか、空を飛べるのか?






書き出すと止まらなくなって
脱線しかけました。
今回書きたいことは
とりあえず書いたので、続きは次回に。
ちょっと広がってきたので
あと2回くらいに分けて書きます。
ではでは

「HUgE」
2013年07月07日

「本が売れない時代」
と言われ始めて久しい、今。
雑誌ではありますが
注目している本があります。



「Huge」



正しく言えば、創刊号から
買っていたので、ずっと前から
注目していたのかもしれませんが
一度雑誌を買わない時期があったので
その時は離れて、昨年?リニューアルしてから
毎号読んでいます。


当時から、ファッション誌っぽくない
ファッション誌と言われていましたし
TAjiKAの製品も名だたるブランドと
同じ並びで紹介して頂いたこともあります。
あれは荷が重かった...(笑)



最近はpopeyeもリニューアルして
内容が面白くなったという声を
周りでもよく聞くようになりました。




「何が違うのか?」




そもそも、Hugeがもうファッション誌
というカテゴリではないのかもしれませんが
毎号伝えたいことを特集で組んで
それを軸に、服や道具、カルチャーなどを
紹介しているからかな?と。




何か、モノを「売るため」だけではない
伝えたい強い「想い」があるからこそ
伝わるものがあると思います。




以前紹介した、本屋さんの特集号は
関西の有名な本屋さんでも
一度は在庫がなくなってしまったそうです。
増刷したのかな?まだ時々見かけますが
見かけたら是非読んでみて下さい。


twitterでHugeの編集者さんの
つぶやきを見ますが
本当に時間をかけて、良いものを
作ろうという気持ちを感じます。

時間をかければいい。という
ものではありませんが
本当にこれで伝わるのか?
もっと良い情報はないのか?
そういう意識をもちながら
仕事をするということは
本の編集に限らず
良い物を作るためには
必ず必要なことだと思います。




ちょっと長くなりましたが
Hugeの紹介と、私が感じるHugeの印象
について書いてみました。

次回は、上にも書いた本屋特集をからめて
地場産業やコミュニティについて
書こうと思います。



つづく・・・