刺繍のはじめかた
2016年03月29日
こんばんは。今日でD&Departmentの展示も終了。振り返りは週末あたりに書きますがその間に溜まったお知らせをいくつか。Hard shearsを使ってくださっている刺繍作家のatsumiさん(website)が新しい本を出版されました。
刺繍の詳しい方法やatsumiさんが使っている道具も紹介されていてその中で、弊社も紹介頂いています。また、この出版を記念して個展も開催されます。会期は今日から。
2016/03/29(tue) - 04/03(sun)13:00 - 20:00森岡書店東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1Fです。atsumiさんの刺繍は、本や写真で見ても十分すごいのですが、実物は本当に素晴らしいです。どういう脳をしているのか、覗きたくなるくらい。色の合わせ方や、デザインも素敵ですし会期は今週末までと短いですが、是非、実物を見て下さい!!atsumiさんも出来る限り、お店におられるそうです。行きたかった。。関東以外の方は、巡回展が開催されることを楽しみに待ちましょう。ではでは。
D&Dワークショップ
2016年03月22日
こんばんは。昨日は展示を開催しているD&Dに急遽お邪魔して、3時間くらい接客しておりました。祝日のおかげか、沢山の方が見てくださりいろんなお話できて楽しかったです。1ヶ月間にわたる展示も終盤にさしかかりいよいよ残り1週間になりました。そこで、27日14時〜イベントを開催することが決定致しました!!「Kitchen shearsを使った豚汁作り」です!
実は、展示の始まった最初の土曜に野口さんと二人で作ってみました。以前から、キッチン鋏を使った、試し切りのできるイベントができないか?と考えていたのでまずは、自分たちでやってみようと。
昆布を切って、出汁をとり(店内に良い香りが充満)
具材を鍋の上でチョキチョキ。さすがに野菜を切るのに苦労しましたが回しながら乱切りのようにして人参と大根も切りました。一番の収穫は、セパレートの鋏を分解して、ナイフのように使いごぼうの笹掻きがきれいにできたこと。これは、ちょっと感動します。キャンプ飯のような豪快な豚汁になりましたが洗い物も少なくてすみますし、試行錯誤しながら切っていくのは楽しかったです。やはり、道具は使い方ですね。ある程度、鋏だけでできるということが証明できたので、27日はみなさんにも体験して頂きながら作って、食べながら鋏の話ができたらいいなと思っています参加費は必要ありません。鋏、お店では試し切りできないから一度使ってみたかった。という方はもちろんちょっとお腹がすいたという方。かつおと昆布で出汁をとるのでその方法が知りたいという方まで鋏以外に興味がある方でも、是非ご参加下さい。お待ちしております。ではでは。
ARTとCRAFTの間
2016年03月20日
こんばんは。D&D大阪店で展示開催中ですがもう1つ、お誘いがあり参加している展示があります。今日はそのお知らせを。
企画をされたiTohenスタッフの米須さんが以前からhard shearsを使って頂いていることから声をかけて頂きました。詳細はこちら(website)近年、クラフトは買いやすくなっていますがアートはまだまだ買う。というハードルは高い。友人からもよく聞く話です。私も、展覧会や美術館に行くのは好きですが買うというところまではなかなか到達しません。そんなハードルを少し下げるというか視点を変えてみて、手に取りやすくしてみようという試みです。TAjiKAはクラフト(作家ではありませんが...)というジャンルですが展示の仕方、家での置き方によってはアートにもなる面白さがあると思います。(flowerは開いて壁に掛けると、蝶っぽくharbはトトロっぽいと言われたことがあります。)ちょっと予定が合わず、まだ会場に行けていませんが27日は行こうと思っています。今週いっぱいまでですが、是非お越しください。それでは。
D&D special edition
2016年03月11日
こんばんは。先月26日から始まった展示も2週間が過ぎました。沢山の声が聞けているわけではありませんが楽しんで頂けているようで嬉しいです。内容について詳しく触れていませんでしたので今回とあと2回ほど書いてみようと思います。まずは鋏のこと。今回の展示開催のために特別な仕様に変更した鋏を作りました。通常は刃を磨いて、持ち手は
塗料を塗っているのですが
これは、全て磨いた後に
イブシという処理を施したもの。
黒い膜に覆われ、メッキとは異なります。
使っていくと剥がれるというよりは、
色が薄くなって鉄色が出てくる感じ。
経年変化も楽しめそうです。
これは、裁鋏にはほとんどしてこなかった処理で
主に園芸用の鋏にしていました。
サビにも強く、雰囲気もカッコ良いので
何故、今までしてこなかったのかと思いますが
この仕様にするには、通常の鋏から
何工程も多く手をかけないと
逆に荒い目が目立ったり、良い物になりません。
用途は、布や紙など文房具として
幅広くお使い頂けます。
手汗などで意外と錆びやすい鋏ですが
このblack仕様はその心配も少なく
家の中で活躍してくれるはずです。
会期は3月29日まで。
私がお店にいる日もあと2回くらい
予定していますので、是非お越し下さい。
ではでは。