TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

about

”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

works

”TAjiKA”の商品はこちらから。


2014年抱負
2014年01月05日

こんばんは。
こちらでの挨拶は少し遅くなりましたが...


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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


皆さんは明日から仕事初めの方が
多いでしょうか?
多鹿家は、例年通り4日から棚卸しで
仕事始まりました。
新年早々、嬉しい連絡や訪問があり
良い1年になりそうです。


さて、毎年発表しているテーマですが
今年は・・・



「挑」



です。もちろん、いつもいろんなことに
挑戦していますし、昨日、友人から
「まだ何かするの?」と呆れられましたが(笑)
私がやろうとしていることは
皆さんが文字からイメージするものとは
少し違うかもしれません。


TAjiKAや竹二も常により良い物作りを
追求して、日々作業しています。
新しい製品を作ることもそうですし
既存の製品を改良すること、より早く
より正確に作るために、いろんな方法を
試すことも「挑」の中に含められますし
今までとは違った角度から
ハサミを広める活動をしてみたり
これまでやってこなかった、できなかったことに
新たに取り組んでいくという意味で
「挑」という一文字を選びました。


また、今年は久しぶりに海外にも
行こうと計画しています。
大学の時以来の海外は、昔と視点も変わって
いろんなことを吸収できるのでは?と思います。
あと、国内もできる限り時間を作って
回ってみたいと思っています。



主に新しく始めることについて書いていますが
もちろん、これまでの活動も継続します。
ハサミ展もやりたいこと、やりたい場所
少しお話頂いている所もありますし
春には小野で小さなイベントも計画中です。
(工場見学みたいなものですよ!)


とにかく、今年は何かと動きのある
楽しい1年になりそうです!!
皆さんにとっても素敵な1年になりますように。
(年賀状の画像は後日UPします。)


2013年の振り返り
2013年12月31日


こんばんは。
皆さん、いかがお過ごしですか?
今年は久しぶりに紅白を見ています。
たぶんそういう方、多いのでは?
あまちゃん、すごいですね〜!
アキちゃんは兵庫出身なんですって。
あっ、知ってました?

前置きはこれくらいにして
ようやく、今日で仕事も納まり
振り返りをしようと思います。




今年のテーマは「体験」
自分でやってみる、経験することを
大事にしてきました。
あと、旅に出ること。


まず、体験からですが
今年は「音」にまみれた1年でした。
毎月1回以上はライブに行きました。
音楽は良いですね!心の栄養になる
というか、リセットされる感じ。
音楽の力にとても助けられた1年でした。

ただのライブ好き!ってわけじゃないんですよ。
これには深〜い理由があって
書くと長くなるから書きませんが
知りたい方は直接聞いて下さい(笑)
端的に言うと、森本千絵さんの影響です。

1月、仕事で東京に行ったついでに
というか、森本さんの展示のイベントに
行きたいがために仕事作ったのですが
そこで組曲のCMの話を聞いたんです。
そこから、つい最近作った映像に
つながっていくわけです。


また、音って音楽だけでなく
仕事にもすごく大事だと感じました。
これはまたの機会にきちんと書きますね。


こういうわけで、音にまみれた1年でした。


旅は...

1月東京、3月福岡までは調子良かったのですが
なかなか時間を見つけられず...でした。
が、アメリカから取材に来られたり
滋賀のマンマミーアまで納品に行ったり
と仕事がらみで、いろんな場所の方と
お会いできました。
来年はもう少し外に出ようと思います。


来年はのテーマ・目標は
新年のご挨拶とともに書くとして
今年も多くの方にご協力頂き
楽しく仕事をすることができました。
ありがとうございました!

来年もやりたいこと盛り沢山なので
競走馬のように駆け抜けていこうと思っています。
それでは、2013年も残り1時間と少し。
皆様、良いお年をお過ごし下さい。


感じるはさみ展 スライド
2013年12月26日

おはようございます。
最近、朝型に体を改良中です。
年末、忙しい時期ですが
頑張りましょー!


さて、展示の会場動画をUPしましたが
会場で流していた、うちのハサミを
使って下さっている様子、作業場を
撮影したスライドをご紹介します。

会場では天井から吊っていたため
気づかない方も多かったですが
気づいた方は、どこから映っているのか
不思議そうに見ておられたのが印象的です。

plugの昼間はたくさん光が入ってきて
すこし見づらかったのですが
夕方くらいからは陽も落ちて良い感じに。
とてもピッタリでした。







次回はFBに挙げていた
和鋏(握り鋏、糸切り鋏)の持ち方について。
です。ではでは

「感じるはさみ 展」総括
2013年12月13日

こんばんは。
ちょっと空いてしまいましたが
展示の総括を。

振り返りblogの最初にも書きましたが
ハサミに興味を持ってもらう展示に加え
「使う」ということに一歩進んだ
展示内容を考えました。

内容に関しては前回までにお伝えした通りですが
今回のメインにと考えていた布の試し切りについて
詳しく書いていこうと思います。


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何故、ミナペルホネンなのか?



これは、企画を考えた段階でも
メンバーから投げかけられた質問です。
布を切るというだけなら、何でも良いでしょう。
他のブランドの布もあるし、どうしても
ミナペルホネンじゃないとだめなのか?

私も本を読み返したり、いろんな方向性を模索した上で
下記のような理由からお願いすることを決めました。



『ものづくりということに対して
細部まで妥協なく作られているブランド。
そして、「今」だけでなく「将来」のことを見据えて
ものづくりをされていること。』



もしミナを諦めて、普通の生地で開催していたら
雰囲気はガラッと変わっていたはず。
こうした経緯を知らない方からすると
気づきもしないことかもしれませんが



「物の持つ力」



はすごく強い!!
一つ一つが作用しあって、一つの展示の空間を
作っているので、ミナの生地に限らず
今回展示した内容も含め、本当に細かい所まで
こだわれるかが重要だと感じています。
※これを強く感じたエピソードもあるので
また後日!


こうして、ミナにお願いすることを決め
京都まで何度か足を運んだ末
ご協力頂けることになりました。

当初、ご協力頂けるのであれば
PRも兼ねて、しっかり広報するつもりでしたが
こちらの「試し切りがメイン」ということに
ご配慮頂き、あまり出さない方向になりました。


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第1回の展示のように、鋏以外に興味のある人を
引っ張ってくるという考え方からすると
ミナのことを沢山宣伝した方が良かったかもしれません
多くの方に見て・触れて頂きたい展示ですから
正直に言うと、どんなことをしてでも注目して欲しい
と思う部分もないとはいえないので。

ただ、そこでどういう考え、想いを持って
判断できるかが、少しずつブランドやその周りを
形作っていき、皆さんに伝わっていくのでは
ないかと思います。
(ちょっと分かりにくいですかね?
最後の所は、要するに、物(鋏)だけでなく
考え方、発言、作り出すもの(DM等)も含め
細かいことの積み重ねが「ブランド」というものを
作っていくという話です。)


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たしか、学生さんだったかな?



「鋏を使って、物を切るのに
こんな緊張したのは初めてです。」



こんなことを言ってくれました。
すごく嬉しかったのを覚えています。
他にもいろんなエピソードあったのですが
いろいろありすぎて、忘れてしまった。。
思い出したら書きますね。



京都のミナで働いておられるスタッフの方も
来て頂き、会場のplugと合っていて、すごく良い!
とおっしゃって頂けました。
同じ展示はやりたくないので、内容は変わりますが
継続して、切れ味を体感できる展示というのは
やりたいと思っています。
今度はもうちょっと気軽に来て頂きやすい街中で...(苦笑)





最後になりましたが
展示の企画から参加して下さった
二階堂さん、和田君
お誘い頂いたplug吉成さん
いつもありがとうございます。
そして、展示に協力下さった皆さん
展示を見に来て下さった皆さんも
本当にありがとうございました!


次回へは...、まだ動いていませんが
頭の中では少し始まっています。
日々いろんなことに興味を持って
刺激を受けながら、皆さんに楽しんで
いろんなことを考えて頂けるような展示を
これからも考えていこうと思います。
もちろん、作る方がメインですけどっ!(笑)


それでは、長くなりましたが
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回は動画をUPしようと思います。お楽しみに♪

展示レポート(つづき)
2013年12月03日


紙や革などの切り試しの他に
今回から初めて取り組んだ
ワークショップ的なことも
開催していました。


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最終週の土日は、通りでイベントがあり
軒先にテントを出していました。


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mina perhonenの生地


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mina perhonenの生地(その2) と コースター


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外に鋏を出していると、太陽で熱くなってました...(笑)


切り試しをして頂くのは
うちの切れ味を感じてもらうのに
一番良い方法。だけど・・・
どうしてもごみになってしまうのが
気になっていました。
紙は裏紙を使ったり、革は使いにくい
小さなハギレをもらえるのですが
布って意外となくて。。

そこで、切り試しをして、切った布で
何か作れないか?ということを考え
簡単に作れそうなコースターにしました。


ミナペルホネンにお願いした経緯などは
次回の「まとめ」で書くとして
このワークショップは、初回だけあって
なかなか思うようにいかず
運営がうまくできれば、もっと多くの方に
体験して頂けたのでは?と反省。。


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でも、普段使わない裁鋏で布を切った時の
皆さんの顔はすごく印象的で
こういうことを続けていかないと!と
再認識しました。



いよいよ、次回はまとめ。
書きたいことはいろいろあるのですが
うまくまとめて、伝えられるか。。
間に他のこと挟むかもしれませんが
頭の中を整理して、書こうと思います。
ではでは