TAjiKA

四代目の日々を綴る日記です。

about

”TAjiKA”は、ハンドメイドならではといえる独特の風合いと、アン ティーク鋏のような優美なデザイン、そして申し分のない気持ち良い切れ味をあわせ持った、こだわりの一品に仕上がっています。

works

”TAjiKA”の商品はこちらから。


Talk event @iTohen
2012年11月05日


こんばんは。
先日のトークイベントに
お越し頂いた皆様
ありがとうございました!

予想以上の人数に驚きましたが
終ってから沢山の方が
鋏を見に来て下さったこと。
話、伝わったよ!って言って下さったこと。
ほんとに嬉しかったです。

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とはいえ、反省点も多く。。
せっかく異業種が集まったのに
うまく話しを振って聞き出せなかったこと。
話そう・お客さんに聞こうと思っていたことを
すっかり忘れてしまったこと...。

思い返すと、至らぬ点が多く
修行同様、伝えることも勉強せねばと
思う今日この頃です。



それで、一つ補足が。
来られてない方は分からないかもしれませんが
それは来た方の特権ということで(笑)

もし本当になくしたくないのなら
それを使い続ける「覚悟」を
使い手も持たなければならないし
意見だって言わないといけないと思います。
ただ、「もうなくなる」ということだけに
反応をして、残すことを望むのは
やっぱり無責任。

だから、
作り手は使いたいと思ってもらえる物を。
使い手は作り手が続けられるように応援を。
お互いが良い緊張感をもった関係に
なれると良いんじゃないかと思います。


他にも、価値観のこととか
TAjiKAのこととか、いろいろお話しようと
思っていたことあったのですが
ま、あれはあれで楽しかったので
良しとしましょう!!
出来なかった話はまたの機会か
blogに書こうと思います。



鉄は熱いうちに打て!じゃないですが
忘れないうちにトークのこと書きました。
次回は展示のまとめ書きますね。
ではでは


重要なお知らせ。
2012年11月01日

こんばんは。
既にお店からの告知でご存知の方も
いらっしゃるかもしれませんが
こちらでも改めてお伝え致します。

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2008年にTAjiKAを立ち上げ
現行価格を維持しておりましたが

①原材料の高騰
②材料を少量で購入できないため、材料仕入のリスクが高いこと。
③新たな設備投資が必要になったため

こうした理由により、この度、価格改定させて頂くことになりました。
今後も永く製造を続けていくため、ご理解を頂き
ご了承賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
※価格改定は 11月1日からです。


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TAjiKAは、弊社が長年製造している
竹二作の裁鋏(洋裁鋏)の技術を活かした


「見て・持って・使って楽しんで頂ける鋏」


をコンセプトに製造しています。
竹二とTAjiKAという2つのブランドを父と私の二人で
製造しておりますので、大量に製造することが難しく
これからお届けできるまでお時間がかかることもあると思いますが
どうかご理解・ご了承下さい。



鋏は道具として「切れて当たり前」なのですが
良い切れ味で刃を長持ちさせた、その当たり前の鋏を作るには
ものすごく沢山の技術が込められています。
しかし、日本において、現状多くの方が認識している
鋏の評価・価値はまだまだ低いと思っています。

まだ、まとめはできていませんが、9月には
価値・技術を伝え、理解して頂けるような展示を
鋏屋として初めて開催し、多くの方にご来場頂きました。
実際に触れることで、良さや大量生産品との違いを
感じて頂けたのではないかと思います。
今回、来られなかった方や関西以外の方からも行きたかったと
声を頂き本当に嬉しいですし、これから鋏に触れて
頂ける機会を少しでも多く作っていきますので
是非その際はお越し下さい。お待ちしております。



多鹿治夫鋏製作所・4代目 多鹿大輔